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歴代新人王でベストナイン+

ザ・ベストナイン+ データ室
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俗に言う「新人王」とは最優秀新人賞のことで、記者による投票によってセ・パ各リーグ1名ずつが選ばれる(該当者なしの場合もある)。投手野手全体の中での選出になり、なおかつ新人ではピッチャーの方が即戦力として活躍しやすい背景も手伝って、野手の新人王は狭き門となっているようだ。

1950年から2019年までの70年あまりの歴史の中で、野手で新人王に輝いたのは44名である。一旦以下の様に表にまとめた。

(2025年1月追記)後年、セ・リーグは20年の森下以降、栗林大勢村上船迫と投手の受賞が続いており、パ・リーグも19年の高橋礼から平良宮城水上山下武内と投手の受賞が続く。その一方で21年に佐藤輝中野、(+伊藤奥川)が新人特別賞に選ばれ惜しい結果となっている。

野手新人王ポジション分布

守備セ・リーグパ・リーグ
高卒大卒社会人高卒大卒社会人
捕手 田淵   藤田②
一塁村上②小早川 榎本
清原
 (石井)
二塁 岡田
笘篠
(牧)
武上金子③蔭山②
大石②
 
三塁 長嶋
桑田
仁志
金城②
中西有藤
(片岡)
 
遊撃立浪
(坂本②)
広岡
京田
佐藤
久慈

(中野)
豊田 石毛
源田
外野 高田
谷沢
藤波
田尾
(高橋由)
青木②
松本③
高山
(佐藤輝)
荒井②
(坪井)
赤星
長野
(近本)
張本
小関④
田中②二村
熊野

キャッチャー

  • 田淵幸一(.226 22本 56点 1盗)法政大-阪神
  • 藤田浩雅(.287 22本 69点 3盗)関東自動車工業-阪急②

キャッチャーは田淵藤田の2名。数字だけ見れば断然藤田…なのだが、それだけでは言い切れない部分がある。スター性では田淵で、その後のキャリアも田淵が素晴らしいことを知っているからである。せっかく貴重な捕手が2人いるのだから、深く考えず2チームぶん選出してみましょう。セ・パで分けるか、学生と社会人で分けるか、即戦力と2年目以降で分けるか、どれでもいけそう!?

ちなみに高卒捕手は近年特に即戦力として活躍することさえ難しく、谷繁元信が80試合(75試合マスク).175・3HR・10打点、森友哉が41試合(24試合マスク).275・6HR・15打点が一軍戦力として頭角を現した好例だ。

ファースト

  • 榎本喜八(.298 16本 67点 12盗)早稲田実業高-毎日
  • 小早川毅彦(.280 16本 59点 8盗)法政大-広島
  • 清原和博(.304 31本 78点 6盗)PL学園高-西武
  • 村上宗隆(.231 36本 96点 5盗)九州学院高-ヤクルト②

ファーストは清原で満場一致だろう。ファーストは競争相手が助っ人外国人やチームの主砲である場合が多く、新人王はキャッチャーに次いで少なかった。ところで先ほどのチーム分け、ここで社会人出身がゼロに。どうしてもの場合は特別賞の石井浩郎に入ってもらうか他のポジションからのコンバートになる。セ・リーグは村上小早川で悩むところ。

セカンド

  • 蔭山和夫(.315 6本 28点 42盗)早稲田大-南海②
  • 武上四郎(.299 3本 27点 5盗)河合楽器-サンケイ
  • 岡田彰布(.290 18本 54点 4盗)早稲田大-阪神
  • 大石大二郎(.274 12本 41点 47盗)亜細亜大-近鉄②
  • 笘篠賢治(.263 5本 27点 32盗)中央大-ヤクルト
  • 金子誠(.261 4本 33点 15盗)常総学院高-日本ハム③

セカンドはスピードタイプの選手が主流。その中で異彩を放つのが岡田。外国人監督の起用法のゴタゴタに巻き込まれる中で3割20本に手が届きそうな成績。ゴタゴタがなかったら届いていただろうか。51年の新人王・蔭山は時代の背景もあって1年目に出場数がかなりあっての2年目受賞。数字のバランスはいいがその辺が個人的に引っかかるところ。パ選出の対抗は大石。ちなみに名セカンドの仁志はサードメインでの受賞でこちらには属さない。

サード

  • 中西太(.281 12本 65点 18盗)高松第一高-西鉄
  • 長嶋茂雄(.305 29本 92点 37盗)立教大-巨人
  • 桑田武(.269 31本 84点 25盗)中央大-大洋
  • 有藤道世(.285 21本 55点 4盗)近畿大-ロッテ
  • 原辰徳(.268 22本 67点 6盗)東海大-巨人
  • 仁志敏久(.270 7本 24点 17盗)日本生命-巨人
  • 金城龍彦(.346 3本 36点 8盗)住友金属-横浜②

サードが一番人材豊富かもしれない。成績は二冠王の長嶋茂雄がダントツ。本塁打王の桑田。首位打者の金城がいる。パ選出なら有藤か。

ショート

  • 佐藤孝夫(.265 14本 33点 45盗)仙台鉄道管理局-国鉄
  • 豊田泰光(.281 27本 59点 25盗)水戸商高-西鉄
  • 広岡達朗(.314 15本 67点 9盗)早稲田大-巨人
  • 石毛宏典(.311 21本 55点 25盗)プリンスホテル-西武
  • 立浪和義(.223 4本 18点 22盗)PL学園高-中日
  • 久慈照嘉(.245 0本 21点 4盗)日本石油-阪神
  • 小坂誠(.261 1本 30点 56盗)JR東日本東北-ロッテ
  • 梵英心(.289 8本 36点 13盗)日産自動車-広島
  • 京田陽太(.264 4本 36点 23盗)日本大-中日
  • 源田壮亮(.270 3本 57点 37盗)トヨタ自動車-西武

サードに負けず劣らず、いやもしかしたらショートの方が人材豊富かも。ライオンズ、ショートの新人&育成能力すごいね!豊田石毛-田辺-松井-中島-浅村-源田…いやはや。高卒の豊田もすごい。広岡石毛の3割越えも素晴らしい。まあでも順当に行けばセは広岡、パは石毛かな。

外野手

  • 張本勲(.275 13本 57点 10盗)浪華商高-東映
  • 高田繁(.301 9本 30点 23盗)明治大-巨人
  • 谷沢健一(.251 11本 45点 6盗)早稲田大-中日
  • 藤波行雄(.289 1本 15点 1盗)中央大-中日
  • 田尾安志(.277 3本 21点 0盗)同志社大-中日
  • 二村忠美(.282 13本 35点 6盗)九州産交-日本ハム
  • 熊野輝光(.295 14本 60点 13盗)日本楽器-阪急
  • 荒井幸雄(.301 9本 38点 2盗)日本石油-ヤクルト②
  • 小関竜也(.283 3本 24点 15盗)國學院栃木高-西武④
  • 赤星憲広(.292 1本 23点 39盗)JR東日本-阪神
  • 青木宣親(.344 3本 28点 29盗)早稲田大-ヤクルト②
  • 松本哲也(.293 0本 15点 16盗)専修大-巨人育成③
  • 長野久義(.288 19本 52点 12盗)Honda-巨人
  • 高山俊(.275 8本 65点 5盗)明治大-阪神
  • 田中和基(.265 18本 45点 21盗)立教大-楽天②

パ・リーグは5人の中から3人選ぶ事になるのだが、実はそこまで大差ない。「のちの大打者だから」という『田淵論法』からいえば張本は外せないが、そこまでダントツでもないのである。結果的にやや見劣りする小関二村を外し、張本・熊野・田中の3人に決まった。

セ・リーグは4人までは簡単に絞れた。高田・赤星・青木・長野である。中でも高打率で首位打者の青木を外す選択はない。盗塁王赤星、走攻守バランスのいい高田、それをパワーに寄せた感じの長野。収拾がつかないので前後のバッターをみて判断しよう。

九太郎
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